morimichi

もりみちブログ

2020年5月5日

高海抜地の法面

大川嶺の稜線沿いの林道,標高1504m地点で,2012年に道路改修が行われ新たな法面が出現していた。8年ぶりに現地を訪れるとまったく植生はない。改変で出現した法面では,低標高地なら8年もすると侵入種子によってなんらかの植生が発達しているはずだが,風当たりが強く積雪もある高標高地ではいったん裸地化すると早期の植生の回復が難しいのだ。このことは四国山岳で問題となっているシカ食害によるササ原の裸地化と土壌流出が発生した場合の植生の回復の困難さを示唆している。hmatsui

2012/5/13


2020/5/2


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