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活動のご紹介

2017年度は主な事業として、サイエンスカフェえひめオオキトンボの里づくりプロジェクト自然観察会・研修会・エコツアーの開催に取り組んでいます。
前年までに取り組んだ主な事業を紹介します。

松山市北条地域の生物多様性を支える~人材育成と農地保全・交流人口拡大プロジェクト
◆2015~2016年度【環境省・地域活性化に向けた協働取組の加速化事業】
里地が広がり、人と自然との豊かな関わりが維持されている松山市北条地域の生物多様性の保全を目指す事業。生物多様性の恵みを体感するエコツアー、自然観察会、循環型農業の見学ツアー、身近な生き物に関心を高めることをねらった「風早生きもんDAYS」などを企画。地元のまちづくり協議会、企業、農家、自然体験を提供するグループなどに参画してもらいながら実施することができた。

スーパーサイエンスカフェ「みんなで考えよう里地の生物多様性」
◆2015年度【愛媛県「三浦保」愛基金環境保全・自然保護分野助成】
里地の生物多様性の保全をテーマに、「田んぼの生き物は今・・・」「イノシシと人との関わりを見つめなおそう」「里地の在来生態系を保存するための新しい提案」の3回を実施。各回に3~4人の登壇者に話題提供をしていただき、多角的に里地の情報を共有した。

四国生物多様性会議in西条
◆2015年度【愛媛県「三浦保」愛基金環境保全・自然保護分野助成】
日本・世界の生物多様性保全の動きについての基調講演、四国各県からの里地の現状や身近な生き物や自然に接する機会づくりなどの事例報告を開催。NPO・学校・企業などの活動報告の展示、生物多様性の恵みの試食・販売なども実施した。参加者同士の交流も進んだ。

織田が浜保全管理事業
◆2013~2014年度【愛媛県保全管理組織活動支援事業】
今治市織田が浜に生育する特定希少野生植物・ハマビシとウンランのモニタリングを実施し、保全案をとりまとめた。2015年度からは県生物多様性センターのコーディネートによって、地元の自治会、企業、小学校が保全活動を展開し、毎年ウンランの開花が観察されている。

県民参加生き物調査(生きもんマスター)事業
◆2013~2014年度【愛媛県地域連携・提案型雇用創出事業】
身近な生き物に関心を持って話題にしてもらうことをねらいに、四季毎に指定した15種類の生き物を見つけて報告してもらうプロジェクトを企画・実施し、約950人の参加を得た。例えば、秋編では、「翅先に模様がある赤トンボ」を探してもらいました。

詳細は各年度の事業報告書をご覧ください。