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もりみちブログ

2019年5月1日

ツリーシェルター

2016年,西条市の鈍川渓谷奥の皆伐地にクヌギの苗がツリーシェルターで保護されて植樹されていた。白い筒だけが林立するちょっと異様な光景で,苗が窮屈そうに思えた。
しかし3年後(2019年4月)に現地を訪れて,ツリーシェルターの効果が分かった。この一帯はシカの食害が顕著だが,シェルターで保護されたクヌギはその上部から若葉を広げて健全に生育していた。通常の伐採跡地なら植樹苗を覆うほど草本やイバラ類が繁茂しているはずだが,シェルターの位置がまるでディアラインのように低木や草本がなくなっていて,タケニグサやオオバノイノモトソウなど忌避植物が目に付く程度。コガクウツギも上部が刈りそろえたように食害を受けていた。hmatsui

2016/7/7

2019/4/28


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