スーパーサイエンスカフェ 四国の成り立ちを知ろう
0/26 愛媛県立美術館研修室でスーパーサイエンスカフェ1回目「四国の成り立ちを知ろう」を開催しました。
高橋治郎氏（愛媛大学名誉教授）は「四国の地質の成り立ち～プレートテクトニクスからみた大地の変動～」というテーマで，大陸移動説，海洋底拡大，マントル対流，中央構造線，石鎚山の成り立ちなど，地球規模の話から愛媛の地質まで幅広い話を，熱くときに軽妙にお話しいただきました。「治郎節」全開。高橋司氏（四国西予ジオパーク推進協議会 事務局長）は「四国西予バーチャルジオツアー～ジオの視点で地質・地形を楽しむ」というテーマでお話しいただきました。高橋司氏は，今なお地質学者にとって最大の謎である黒瀬川構造帯の名前の由来となった旧黒瀬村のご出身でありかつ地質研究者でもあります。城川地質館設立の経緯，ジオパーク認定の苦労とその意義，各ジオサイトなどをお話しいただきました。司氏は和やかな語り口で人を引きこむ「ほほえみの弁士」と言えるでしょう。松井は「地質がもたらす植生の特徴～風景を捉える～」というテーマで話しました。今回はあまり知る機会の少ない地質・地形の面白さを満喫できました。hmatsui
高橋次郎さん
高橋 司さん
10/26（土）
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