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もりみちブログ

2018年7月9日

オオキトンボ 羽化観察ハウス

今日(7/9),午前中にオオキトンボの幼虫を採取して,午後,生育地の近くの河野小学校に羽化観察ハウスとともに搬入した。対象は3年生全員。ますオオキトンボの生活史などの説明をしたのちに,各班にバットに入れた幼虫を配り実物の観察。最後に終齢幼虫のうち羽化直前の個体を探してもらって,それを個別の透明容器に入れた。容器にはよじ登るヨシを固定してある。羽化観察ハウスを3年生の教室の廊下に置き,中に個別容器を配置した。たぶん今夜,何頭かが羽化するはずだ。明日の朝,登校してきた子ども達はヨシに残った抜け殻とハウスの網に止まっている未熟個体を発見して驚くだろう。羽化したオオキトンボは夕方,学校の茂みに止まらせて放してくださいとお願いした。ヤゴの採取と説明はT君,私は観察ハウスの製作担当。hmatsui

オオキトンボの説明

終齢ヤゴは個別の容器に入っている。

オオキトンボの羽化観察ハウス


後日談:設置翌日に2個体羽化、その後4日間で全個体が羽化。ただし羽化後に翅が展開不全もあった。


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