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もりみちブログ

2018年12月23日

伊予の地野菜 伊予緋カブ


ひのかぶらは品種名は「伊予緋カブ」。今から380年余り前(1627年)松山二代藩主に転封された蒲生忠知が、郷里の近江日野村から原種を取り寄せて栽培させたと言われ,もう一説では三代藩主・松平走行が伊勢から転封のとき日野村から種子を取り寄せ栽培したのが始まりとも伝えられている。松山地方では古くから正月には欠かせないものとして伝承されている。お城山の天守閣が見える所でないと栽培出来ないとか、日招神社の太鼓の音の聞こえる所でないと育たないとかいわれ,松山の名物名所を歌った伊予節にも登場しています。「伊予の松山名物名所、三津の朝市、道後の湯、薄墨桜や緋のかぶら」。赤色はカブに含まれている天然シアニンが柑橘酢と反応するため。ひのかぶらは松山平野の一部の商店に年末にしか並ばない地野菜。 2018/12/22,hmatsui
参考:漬け物本舗へんろ茶屋HP http://www.henromichi.jp/category/2/


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