morimichi

もりみちブログ

2017年12月7日

ダム湖の流木

高知県Oダム


先日,高知県のOダムを訪れた。国が管理する利水・治水目的の比較的大きなダムである。
現地視察の際に立ち寄った流木置き場には大量のヨシ,タケ,木材が積み上げられていた。直近の2度の台風でダムサイトに流れ着いたものだ。これらは焼却が禁止されているので産廃となるのだが,最近は粉砕し堆肥として無料配付する場合もある。また自然に発生したカブトムシを見学者に配ったり,流木で炭焼きイベントなどもしている。
洪水によって流された大量の流木が橋脚損傷や氾濫の原因となることから,ダムの流木捕捉効果は治水上もっと評価されても良いだろう。
一方で生態学的に眺めると,本来,河川を下り海に届くはずの大量の有機物が止められていることにも思いが向く。それらは河川では底生生物や魚類などの,海では海藻・海草の栄養源や海浜生物の住処となる。出水時に河川から海への有機物の供給は相当な量であり,河川や海域の生態系にとって重要な意味を持っていただろう。hmatsui


関連記事


月別アーカイブ