2015年9月アーカイブ

ヒジキとテングサ

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20150930,興居島鷲ヶ巣海岸,ヒジキ (1).JPG20150930,興居島鷲ヶ巣海岸,テングサ (2).JPG海浜植物調査に行った際に見たヒジキとテングサ。ヒジキは茹でて日干ししていた。テングサはトコロテンの材料だが,乾燥したものを叩いて処理していた(ほぐしながらゴミを除くのだろうか)。磯の生態系サービスの一つである。9/30,hmatsui

受難の季節

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20150929,北条立岩,ハクビシン (1).JPG北条立岩の山際の県道沿いで横たわっているハクビシンを見た。この季節はとくにロードキルが多い。いつもながら心が痛む。

先日の夕方,石手川上流の国道沿いで,ガードレールの下から顔を出している子タヌキを見た。道路を横断しようと車を伺っている。無事に山に帰れただろうか。hmatsui

カモノハシ

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20150929,今治市波方町七五三ヶ浦 ,カモノハシ (4).JPG20150929,今治市波方町七五三ヶ浦 ,カモノハシ (7).JPG海岸付近の草地に生える多年草。ケカモノハシに似るが葉鞘に剛毛がまばらにあるだけであとは無毛。穂は2本が合わさったもので熟するV字に開いてカモのくちばしに似るという。同名の哺乳類もいるけど。

現地は岬の先の小さな湿地。30年以上前には船で通って水田がつくられていたという。かつてはミクリ属が見つかった場所である。水田跡にはガマが密生し,周囲の湿地にはカモノハシ,ヤノネグサ,コアゼガヤツリなど。付近にはヒトモトススキやハチジョウススキが生えていた。

後背斜面はかつては畑だったというが,その後,アカマツ林となり,今はコナラやヌルデなどの雑木林で林内にはアカマツの大木の朽ちた株が点在している。一人で景観アーカイブを味わった。9/29,波方町七五三ヶ浦にて。hmatui

ゴキヅル

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20150929,今治市波方町七五三ヶ浦 (10).JPG20150929,今治市波方町七五三ヶ浦 (14).JPG湿った荒れ地の生育するウリ科の一年草。県RDB種ではないが,意外と目にしない植物。果実の形がふた付きのお椀に例えて「御器蔓」という。9/29,波方町にて。hmatsui

いわし雲

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9/27の夕方,西に日が沈むころ20150927,北条,宅並山 (8).JPGに見たいわし雲。やがて暗くなって東から月が上ってきた。中秋の名月だ。残念ながらコンデジだったのでオートフォーカスが機能しないのかピンぼけ。hmatsui

塩の木

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PA124401.JPG果実の表面が粉をまぶしたような白くなっている。さっそくみんなで嘗めてみた。酸味のある塩辛さ。これは別名シオノキと言ってその昔,本当に塩の代わりに使用していたそうな。塩辛さはリンゴ酸カルシウム,無塩醤油みたいに腎炎患者に利用されているとか。正式名はヌルデ。9/27,久万高原町。hmatsui

トンボ

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20150928,四国中央市朝倉池 (44).JPG20150928,四国中央市朝倉池 (46).JPG溜め池の水面にたくさんのトンボが舞っている。どれも雄と雌が繋がっている。産卵しているのだ。秋,とんぼも忙しい。9/28,四国中央市。hmatsui

20150926,河原津海岸 (1).JPG20150926,河原津海岸 (29).JPG9/26,河原津海岸。旧周桑郡では唯一の海浜である。あまり期待していなかったが,実際に調査をすると相当に面白い。カワラサイコ群落は今まで見たどこよりも広大。ほかにコウボウシバ群落とハマスゲ群落も見事だった。RDB種のアキノミチヤナギも群生している。砂浜段丘には外来種や荒れ地雑草も多く,外来種ヤノネボンテンカは珍しい。hmatsui

9/26,河原津海岸。ちょうど干潮で広大な干潟が出ていた。波打ち際ではあちこちから地下水が滲出している。20150926,河原津海岸 (16).JPG20150926,河原津海岸 (18).JPG遠浅の海にははっきりと川のような流れが沖に向かっている。膨大な地下水が流れている。西条の海底では独特の汽水生態系ができているのだろう。hmatsui

20150926,河原津海岸 ,ハマボウフウにいたキアゲハ幼虫 (4).JPG9/27 河原津海岸。ハマボウフウの葉っぱを食べるキアゲハの終齢幼虫。ほとんどの葉を食べ残り数枚。近くにはハマボウフウがないので,食べ尽くしたら蛹になるのだろう。ちょっかいを出したらオレンジ色のツノ?を出して威嚇した。hmatsui

スーパーサイエンスカフェ「みんなで考えよう 里地の生物多様性」の第2回シンポが10/17(土)13:30から愛大メディアセンターで開かれます。テーマは「イノシシと人との関わりを見つめなおそう」で,イノシシと人間 歴史的視点から,中山間のイノシシ被害の現状と背景,シシ肉の活用とその課題の3題の発表のあと,総合討論です。参加無料,ただし資料準備の都合で事前申込必要です。

イノシシとの関わりは,被害を受けながらなんとか防除を工夫し,肉は貴重なタンパク源として活用もしていた。そんな折り合いの一つにシシ垣がある。大きな声では言えないが,イノシシのヌタ場は持続的な撹乱が必要な湿生植物や水生昆虫にとっては貴重な生息場でもある(だから放棄水田でヌタ場を見つけるとちょっと嬉しい)。

 

写真上:高松市峰山山中に現存するシシ垣,写真下:沖縄県シシ垣、20150607, 高松市峰山他(25).JPG20150908,沖縄 (4).JPG大宜見村の文化財表示版から

9/19,愛媛大学メディアセンターでスーパーサイエンスカフェ「みんなで考えよう 里地の生物多様性」の第一回シンポジウム20150919, (5).JPG20150919, (1).JPGが開催されました。参加者は定員を上回る65名ほど。「里地の魚たち」,「水田と水路の植物」,「里地に生きる昆虫と人との関わり」,「水田・水路の両生類」の4題の発表のあとの総合討論では高校生からの積極的な発言が続いて,里地の保全に希望が持てることを感じました。hmatsui

ヤママユ、20150624 (1).JPGヤママユ150618.JPG20150919, (18).JPG6/12にもりみち事務所でヤママユの幼虫を飼い始めた。毎日,コナラやアベマキの葉を入れると幼虫はモクモクと食べていた。6/24,ついに黄緑色の蛹になった。

が,そのままずっと変化無し。繭の中で死んでしまったものと思って気にしなくなっていた。

ところが9/19,飼育していたケースを見るとなんとりっぱなヤママユの成虫がいた。何日間も気がつかなかったかもしれない。その日に雑木林に放した。hmatsui

20150922 (28)粟井海岸.JPG9/22,北条粟井海岸砂質の干潟に不思議な模様を見つけた。子どものいたずら書きと思っていたが,見るとあちこちにある。どうもカニが巣穴の四方を移動したときの模様らしい。砂を口に運んで有機物を食べた跡だろうか? hmatsui

粟井海岸 観察会

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9/23,連休最終日,北条粟井海岸で観察会。地元の子ども達など予想を上回る参加者が集まった。粟井公民館を出発して粟井海岸へ移動。最初は漂着した海藻をめくって虫探し。一斉に飛び跳ねるヨコエビにびっくり。オオハサミムシ,ハマベハサミムシ,ゴミムシダマシ,ハネカクシ,コカスリウスバカゲロウ幼虫など海浜特有の昆虫がつぎつぎに見つかった。次ぎに泥干潟に移動して,ハクセンシオマネキやアシハラガニなどカニの観察。数分間,じっとしているとあちこちの巣穴からカニが顔を出して,動き始める。すかさず捕まえてバケツに入れてじっくりと観察。海浜に棲む無数の生きものとの新鮮な出合いでした。hmatsui

 

20150923,粟井海岸観察会 (8).JPG20150923,粟井海岸観察会 (10).JPG20150923,粟井海岸観察会 (17).JPG20150920,粟井河口,アシハラガニ (1).JPG

20150915,篠山 (17).JPG環境省の委託事業で篠山のアケボノツツジ実生の追跡調査を実施。参加者は地元の方々,四国森林管理局,環境省など。昨年度に確認した実生の一年後の追跡調査。9/15,hmatsui

 

円山調査区

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20150914 円山公園調査区 (1).JPG20150914 円山公園調査区 (2).JPG20150914 円山公園調査区 (7).JPG西条市円山森林公園に作った広葉樹林化のための皆伐区。アカメガシワ,カラスザンショウ,クサギなど多種の先駆樹が一斉に生育を開始していた。西条自然学校のYさんは仮設ツリータワーに登って全体写真を撮影。試験区のそとでアカメガシワを伐採して年輪測定。これから過去の環境の変化が読み取れる。9/14,hmatsui

秋の夕焼け

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20150914 夕焼け,東温運動公園 (4).JPG東温市で見た,うろこ雲の夕焼け。9/14,hmatsui

ヌルデの虫こぶ

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ヌルデの虫こぶを五倍子(ごばいし)といい,タンニンを多く含むので,20150913内子町今生坂峠~日浦嶺,ヌルデの虫えい (2).JPG20150913内子町今生坂峠~日浦嶺,ヌルデの虫えい (4).JPG皮なめしや黒色染料の原料として商品化されていた。これで染めた褐色を帯びた黒色は,空五倍子色(うつぶしいろ)といい日本の伝統色の一つとか。内子町日浦嶺の稜線近くの雑木林で久しぶりに見つけた。中にはヌルデに特異的に産卵するアブラムシの幼虫がいた。9/13,hmatsui

 

20150903 ,こどもの城 ,チョッキリ (2).JPG道路にコナラの枝葉がたくさん落ちていた。どれも若いドングリをつけている。チョッキリ虫(オトシブミ類)の仕業だ。9/4,えひめこどもの城にて。hmatsui

海浜は生きものにとっては厳しすぎる。だから生物の住処の「すきま」的存在。でも,その環境に適応した特殊な生きものがいます。それをじっくり観察してみましょう。

9/23(水,祝)に北条の粟井海岸で実施します。詳しくはHPで。

http://morimichi.org/events.html

 

「みんなで考えよう 里地の生物多様性」シンポジウムのお知らせ

9月から11月に,月一回で3回シリーズで開催します。場所は愛媛大学メディアセンター。第一回目は来週9/19(土)13:00~16:30,テーマは「田んぼのいきものは今・・・」です。詳しくはもりみちHPへ。

http://morimichi.org/events.html

 

P9213277ツリガネニンジン、西条市中萩.JPG9/5,松山市畑寺の溜め池土手で,ツリガネニンジン(キキョウ科)が咲き始めた。花が,より壺形になり,めしべが花の倍近くも突き出るサイヨウシャジンとの区別が悩ましい。やっと入力の終わった「周桑郡植物誌(余吾一角 1929)」では「トトキ」と書かれている。「山でうまいはオケラにトトキ 嫁にゃ食わせぬ味の良さ」と謡われるほどの伝統的な山菜で,若葉は天ぷらやお浸し,根はきんぴらなどと多くのレシピが紹介されているし,苗は通販で売られている。ただほとんどの人が山菜と知らないことが幸いだし,実際にはたいして美味でないとの意見もある。hmatsui

ヒガンバナ 開花

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P9213276ヒガンバナ140921西条市中萩.JPG9/4,こどもの城(松山市上野町)ちかくの畦で気の早いヒガンバナが咲いていた。日本のヒガンバナは種子は出来ずに球根の移動だけで分布が拡大する。だから農地の区画整備で畦が作り直されると,そこではヒガンバナの花を見ることはない。ヒガンバナはそこが昔ながらの生態系が残っていることの指標と使えそうだ。hmatsui

 

90年前の植物記録

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P9030168.JPG周桑植物誌(余吾一角 著,昭和4年)の入力がほぼ終わった。目録は学生が担当したが,解説などは松井が入力。旧仮名遣いはなんとかなるが旧漢字の判読は時間がかかった。ここには周桑郡(現西条市の西部分)の90年前の植物の様子が書かれている。今では想像も付かないほどRDB種が普通に見られたようだ。デンジソウ,サワギキョウ,ウンラン等多数。周桑郡の生物多様性アーカイブ事業の一つです。hmatsui

 

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