2015年4月アーカイブ

150428四国中央市津根山 (32).JPGブチサンショウオ、150428四国中央市津根山 (9).JPG

山岳地の林道建設地で沢にアーチコルゲート菅を埋めて、サンショウウオ類の通路を確保。この林道沿いには多数の希少生物が知られている。希少植物では個体数が極めて多いので林道建設による影響は大きいとは言えないが、直接改変部分では希少種の移植が行われている。それよりも林道を利用した商業目的の採取の方が心配。一般車両の通行は規制する必要があるだろう。写真はコガタブチサンショウウオ。ネットで調べると一個体7000円の値がついていた。4/28

ブナの花

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ブナ150429大川嶺 (8).JPGブナ150429大川嶺 (9).JPGタンポポ調査も終盤。美川から大川嶺を越えて柳谷方面へ。美川では点々とみられたキビシロタンポポは柳谷では見つからない。大川嶺上部はすべて外来タンポポ。

大川嶺のブナ林ではブナやオオカメノキが花をつけていた。写真はブナの花序。上を向いた球形が雌花、めしべは2本で、めしべの先は3本に分かれている。雄花は垂れ下がり、多数の雄しべから花粉が風に飛ぶ。今年はブナの実の豊年だろう。4/29

植物の系統分類や分布拡大は遺伝的解析によって飛躍的に詳細に分かる段階となっています。今回のサイエンスカフェは若手の研究者の講演です。ぜひお越しください。

第12回サイエンスカフェ150428_チラシ.pdf

コシアブラ

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コシアブラ150421久万道の駅販売 (2).JPG山菜として珍重されるというコシアブラの若芽。久万高原町の道の駅で購入。ウド、タラノメと同じウコギ科だから、特有の香り(苦み)があるのだろう。そういえばチョウセンニンジンもウコギ科。

野菜のニンジンはセリ科。まあセリ科とウコギ科の分子系統学的な境界ははっきりしていないらしい。かつてセリ科だったチドメグサ属は最近、ウコギ科に変更された。

ヤマザト150422砥部町立野、M377 (1).JPG地図を信頼して離合のできない細い山道を登る。道路に沿って電柱が立っているのが、その先に民家がある証拠である。行き着いた先は中腹の開けた斜面。数件しかない民家は廃墟となり畑も草薮になりつつある。

今日、すでに廃村となった砥部町立野地区でヤマザトタンポポの群生を見た。花茎がすっと立ち、さきにやや淡い黄色の花をつける。やはりヤマザトタンポポは山里に生えていてほしい。

春うどん

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P4205191.JPG松山市の郊外、溝辺町にあるうどん店。今治市玉川町につづく国道317沿いにあって気になっていたので立ち寄った。メニュー表に太字で書かれた「春うどん」。さっそく注文。

ワラビ、イタドリ、ミツバ、タケノコ、フキノトウ、フキ、ツクシ、ウド、ユキノシタ、タラノメなどが、天ぷらや煮づけで、うどんの上に載っていた。確かに春満載。

クシバタンポポ

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M259新宮村150417クシバ (1).JPGM255新宮村150417 クシバ (4).JPG四国中央市新宮町で5年ぶりにクシバタンポポを発見。2ヶ所で群生。葉は名前の通り櫛の歯のように深く切れ込み、総苞外片は上向きに圧着し、ぷっくり膨らんでいる。新宮村ではカンサイタンポポも点々と見られる。もっとも外来タンポポが圧倒的に多いのは県内共通だけど、シロバナはごくわずか。4/17

ヒトリシズカ

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センリョウ科チャラン属のヒトリシズカ新宮村150417 (1).JPGヒトリシズカ新宮村150417 (2).JPG多年草。白いブラシ状のものは雄しべの一部で、根元の黄色の部分が花粉袋。花は花弁もがくもない(裸花)で、センリョウ科は被子植物では原始的な植物で被子植物の初期に分岐した小さなグループ。4/17,四国中央市新宮町

P4135111シダレザクラ玉川町150413 (2).JPG3/29の植物研究会の祭にはまだ蕾みだったけど、4/13に訪れた際には満開。雨上がりの夕暮れで誰も居ない。

ヤマザトタンポポ

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やっと見つけたヤマザトタンポポ。今年初です。久万高原町畑野川(4/12)久万高原町150412 ヤマザトM223 (4).JPG久万高原町150412 ヤマザトM223 (6).JPG。久万高原町でも圧倒的に多いのは外来タンポポ、とくにアカミタンポポが多い。アカミタンポポは松山市内の空き地では全体が小さいものが多いが畑野川や直瀬の放棄耕作地では栄養状態が良いのか頭花が巨大なものもある。

さてシロバナタンポポもあるがごくわずか。低地の畦では外来タンポポと競うように多数が分布しているのに久万高原町では希少。シロバナは寒さに弱いのだろうか?

ヒメナズナ久万高原町150412 ヒメナズナ (1).JPG:久万高原町直瀬の県道沿いで見慣れない小さな草を見つけた(4/12)。高さは5~20㎝ほどで多数が群生している。ロゼット葉から花茎が伸びて先に白い花、果実は扁平な楕円形。持ち帰って図鑑で調べるとアブラナ科ヒメナズナ属の外来種のヒメナズナと思われる。県内初記録かもしれない。

イヌナズナ:アブラナ科イヌナズナ属の越年生一年草。久万高原町西明神の田んぼの農道を黄色に染めてイヌナズナが大群生(4/12)。これって愛媛県RDB2014ではNT(準絶滅危惧)。確かにまれにしか見つからないが、生育環境の荒れ地が少なくなったからだろう。県RDBには攪乱依存種が数多く含まれている。今が花盛りのエヒメアヤメなど伝統的な草刈りなどの攪乱依存なら保全策も立てやすいが、イヌナズナやラセンソウなどのように荒れ地という攪乱依存の場合は保全策も難しい。久万高原町150412イヌナズナ (3).JPG

 

シャク

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P4115023興居島150411シャク (1).JPGP4115023興居島150411シャク (2).JPG興居島で久しぶりにシャクを見た。セリ科シャク属の多年草で松山市RDB2002では絶滅危惧Ⅱ類。山地に多いが島でも生育していた。

若葉と根は食用となりヤマニンジンの別名を持つ。古くから山菜として知られていたそうで、サラダやお浸しでも美味、かつ滋養強壮の薬効があるという。知らなかった・・・残念

P4085022.JPG周桑郡の小松町、丹原町は東予市とともに2004年に西条市と合併し新制西条市が誕生。118年間つづいた周桑郡は消滅した。

周桑博物同好会は1932年(昭和7年)に誕生した。創刊号の冒頭で、余吾一角は、郷土に即した教育を行うためには教師自身が郷土のあらゆる所に足跡を残しと記しているように、理科(博物)教員有志による情報交換のものであった。1934年(昭和9年)で会誌は終わっているが、その2年間に19号まで発行されている。そこには確定で開催された採集会の記録が多く掲載されている。

現在、「周桑郡植物アーカイブ」事業として、過去から現在までの植物分布と土地利用の関係を調べているが、周桑博物同好会誌は貴重な資料である。やっと入力が終わり、つぎは古地図と分布との比較作業。

コショウノキ

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P4044988コショウノキ伊予市中山150404 (18).JPGコショウノキ ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。花弁は退化し白く目立つのは萼片。初夏に赤い球形の果実をつける。実をかじると辛いらしいがまだ未体験。ジンチョウゲ科にはナツボウズやらガンピ類などややこしい種類が多い。ミツマタも同科、そういえばコショウノキも樹皮も強靱。4/4伊予市中山町

香辛料のコショウはコショウ科のツル植物の実から採るものでコショウノキとはまったくの別種。実と辛さは似ている。

巨大なウサギ

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P4044988伊予市双海町上灘150404.JPG双海町の山の斜面にウサギ模様を見つけた。数年前に翠小学校の子どもに教えてもらっていたが、落葉時期でないとはっきりと見えない。4/4伊予市双海町上灘

アカメガシワ

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アカメガシワの赤い若葉が目立つ頃。調査用紙に若葉を押し当てて、アカメガシワのスタンプ。今日は霧雨。こんな日はタンポポ調査には不適。は糞は現地採取しているが、雨の日は花が閉じ花びらも濡れているから花粉がセロハンテープに付かない。花を持ち帰って数日乾燥することにした。現在、市民郵送分を合わせて約400件弱。4/7東温市

IMGP0310.JPGP4075020アカメガシワ150407.JPG

ツタバウンラン

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ヨーロッパ原産の帰化植物、ロックガーデン用として持ち込まれたものが野生化したもの。20年ほど前には松山市内では珍しいものだったが、今では石垣などに普通に見られる(写真 4/4松山市内)。P4044977自宅150404 ツタバウンラン (1).JPG以前はゴマノハグサ科で馴れていたが、APG体系ではオオバコ科ツタバウンラン属。

APG体系では、ユリ科とゴマノハグサ科は一家離散状態となり、サギゴケ属はハエドクソウ科へ、キリ属はキリ科として独立、ママコナ属・コシオガマ属・ヒキヨモギ属・コゴメグサ属などはハマウツボ科へ編入

オオバコ科はオオイヌノフグリやキンギョソウなどを含む華やかな科となった。

モモの季節

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P4044988伊予市稲荷150404 (8).JPGP3314969松山市西法寺150331 (4)モモ.JPGソメイヨシノは先週末の雨で散り始めたけど、モモが満開となった。

かつて興居島はモモの一大産地で、この時期、対岸の堀江から眺めると興居島の斜面がピンク色に見えたという。4/4 伊予市

木と草の家

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P4251299.JPG

松山市五明で見かけた古建築。天井を見上げると、大木を荒ら削りしたままの太い梁、それと竹を支えにしてワラで屋根を葺いている。材料はすべて近隣の里山で調達したのだろう。

誰もが知っているおとぎ話の三匹の子豚。ワラの家と木の家は、狼に吹き飛ばされて、石(レンガ)の家を建てた子豚だけが生き残るという話。西洋では古くから伝わる民間伝承によるものらしい。

ヨーロッパ大陸のように異なる民族(国家、宗教)の紛争が絶えないところでは、頑丈な建物が必要だったのか。日本より寒冷だから草木が大量に手に入らなかったのだろうか。

草木で作った建築物は石造りよりもはるかに早く壊れる。限界集落といわれる山里でしばしば廃屋を見る。住民が去った家屋は十数年度で朽ち始めており、クズやツタが覆い始めている。だけど「朽ちる」ことこそ日本的なのだと思う。

西法寺の春

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P3314969松山市西法寺150331 (2).JPG3/30松山市下伊台の西法寺。薄墨サクラはまだ蕾みだから、境内もひっそりとしている。でもソメイヨシノもユキヤナギも満開。

150402-愛媛新聞-トレイルラン要注意.jpg

今日の愛媛新聞の切り抜き画像が八幡浜市のM氏より届いた。さまざまなスポーツがあっていいから、野山を駆け巡ること自体はとやかく思わない。でも静かに山の自然を楽しんでいる人や山登りの人にとっては走り抜ける集団はちょっと迷惑。せっかく自然の中に居るのだから、タイムを競うようりも鳥の声とか木漏れ日とかを楽しんでもらいたい。

トレランのコースが山麓や林道なら大して問題はないが、自然の豊かな山岳にコースが作られたら自然に与えるダメージは大きい。もし稜線部の礫地に発達した高山性草本群落を大勢のランナーが走り抜けたとしたら回復まで長い年月がかかるだろう。

2013年に西条市が「石鎚ウルトラトレイル2014」を企画していた。これは西条市役所をスタートし、横峰寺~堂ヶ森~二の森~石鎚山~成就社~土小屋~伊吹山~瓶ヶ森~寒風山~笹ヶ嶺~黒森山を回って西条市役所に至る100マイル(160㎞)を48時間内で走るものだ。フルコースを500名、ハーフコースで1500名の参加を募るという。これは実行されなかったが、このような発想そのものが危険である。ところが今、西条市は5月17日実施で瓶ヶ森から土小屋までの林道10㎞を歩く「石鎚山系元気ウォーキング大会」を定員1000名で募集している。まあ林道を歩くのだからいいとしても、石鎚国定公園指定60周年記念事業として実施する以上は、参加者が自然を理解できる企画も必要であろう。

タンポポの花粉

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P4014974.JPG3月から始まったタンポポ調査2015で市民から届いたタンポポの花粉を調べている様子。写真は3/31西条市飯岡のカンサイタンポポの花粉です。毎日、5~10件が届いており、まだ180件ほど。調査の終了は5月末。

2015年6月

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