78年前のシコクタンポポ

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PC074076.JPG シコクタンポポPC074073.JPG海南新聞12/7 愛媛県総合科学博物館にて収蔵標本を見させていただいた。その中に、余吾一角氏が1936年(昭和11年)5月5日に、「周桑郡横峰山」で採取された「シコクタンポポ」が見つかった。

シコクタンポポは愛媛県産植物の種類(山本四郎、1978)では横峰寺の一ヶ所の記録があるのみの謎のタンポポであり、10年前にも現地に入ったが見つけることはできなかった。その代わりにクシバタンポポに類似の種が見つかったが、それは舗装道の脇であり、昭和11年に余吾一角氏が歩いた道とは異なっている可能性が高い。

正体の分からないまま保留種となっていたが、当時の標本が現存していることで、今後の検討が可能となった。やはり標本は歴然とした証拠であり、標本を残すことの意義は大きい。なお標本を作ったであろう当時の新聞もまた今となっては貴重な資料である。海南新聞 昭和6年3月23日。

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