2014年6月アーカイブ

ムシトリナデシコ.JPG浜つづきで、こちらは今治市唐子浜。

遠くがピンクでかすむほどのムシトリナデシコ。

ここはビーチバレーのために夏場は整地されるそうで、そのために他の植物が入り込まないからでしょうか。

花はそろそろ終盤で、すでに熟した種子をたくさんつけていました。人による浜の利用とサイクルがうまく合致しているのかな。

それにしても、植えたように適度な間隔を保っていて、謎めいた花畑になっています。

 

ヨーロッパ原産で江戸時代に観賞用としてやってきて、野生化しています。

 

 

P6252498.JPGP6252504.JPG夏には水浴客で賑わうだろう五色ヶ浜はまだ静か。

広い砂浜はどこかから持ち込んだ砂で整備されている。漂着ゴミもほとんどなく、その意味では綺麗な砂浜と言える。

防波堤のそばに漂着ゴミが集められて山積みされている。砂浜清掃用バギーで清掃したものかもしれない。

砂浜を良く見ると、幾種類もの海浜植物が芽生えていた。ツルナ、コウボウムギ、ハマヒルガオ、アキノミチヤナギ、オカヒジキなど。

海浜植物の種子は絶えず届いているのに、白砂を良しとする人たちによって漂着ゴミとともに取り除かれている。

海浜植物が咲く自然の砂浜はなかなか認知されない。

 

海辺の小惑星

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内子町調査の帰りに、夕方、伊予市五色ヶ浜に立ち寄った。

ここに来たのはたぶん初めて。

季節外れの海水浴場はがらんとしている。

波打ち際でガラス片を見つけた。シーグラスというしゃれた名前が納得できるほど綺麗。

もとは一升瓶かだったのだろう。割れた破片が海底で礫や砂で擦られて円くなったもの。

良く見ると無数の傷があり、まるで「イトカワ」みたいな小惑星に見えてきた。

 

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かつて和気海岸のクロマツ海岸林の内側にはかなり大きな汽水の湿地があった。明治時代の地形図にも載っているから自然にできた後背湿地である。クラギク、シオクグ、ハマサジ等、多種の希少植物が人知れず生き残っていた。

しかし、その湿地はアシやダンチクなどが繁茂して近寄りがたい藪となり、ゴミの投棄もあって近隣住民から埋め立ての要望があった。

地元との話し合いは難航したが、結果的に最低限の保全をすることになり、そこに生育していた希少植物は、学生や高校生によって近くの水路に仮移植されて、工事が始まった。

工事完了時にささやかな人工水路が造成され、希少植物はそこに戻された。

3年目に移植植物はどれも生育しており、ウラギクやシオクグなどは旺盛に分布を広げていて、保全の第一段階は順調である。しかし問題はこれから。ヨシがやがて全面に拡がるであろう。法面には外来草本が繁茂するであろう。

保全は成功したと思われているが、やがて町の人の関心も薄れ、行政の担当者も異動があり、何年かしてヨシ原だけとなったとき希少種は消えている。その段階で保全は失敗となる。

 

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東温市河之内の惣河内神社は鬱蒼とした鎮守の森の中にある。

境内では色とりどりのアジサイがそろそろ見ごろ。 6/22

梅干しづくり

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梅干しづくり.JPG今年はさぼろうかな~とも思っていた梅干しづくり。いやいや、ちゃんとした(?)おばあさんになるためには、梅干しづくりのキャリアを積まなくてはと考え直し、というかおいしい梅干しが食べたいので、やっぱりやるぞと。

梅干し用の熟した梅。1週間くらい前くらいが一番出回っていました。ぎりぎりのタイミングかも。直径2.5センチくらいの七折の小梅を購入。ほれぼれするような色合いです。

まずは塩漬けなのですが、愛用のレシピでは梅の重さの18%の塩、塩の重さの25%の砂糖を使って漬けます。

梅干しづくりは土用干しなどの手間がかかりますが、出来上がりの達成感がけっこううれしいのです。

ナワシロイチゴ

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P620246ナワシロイチゴ今治市140620.JPG 実が熟すのは5月~6月。昔はその頃に苗代を作っていたのだろう。何百年も続いた稲作のサイクルはカエルやトンボたちが繁殖サイクルと合っていた。

今は早場米とかで早い所では3月に田植え、8月に稲刈りと前倒しになっている。まだオタマジャクシやヤゴのときに中干しして水を落とす。そういえば西条市沿岸部の田んぼではカエルの鳴き声を聞けなくなってたなあ。

ナワシロイチゴはジャムにできるけど、その場で食べるのが一番。

6/20今治市杣田

 

ハンゲショウ

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大西町の放棄水田。ガマとヒメガマが群生していたが、そこにハンゲショウの大群落を見つけた。

夏至から数えて11日目を半夏生(はんげしょう)というが、その頃に咲くからハンゲショウと言う。葉の半分が白くなるから半化粧との異説も。

花が咲く頃には茎の葉が白く変化して虫を誘う。花が終わると葉も緑色に戻る。

県絶滅危惧種。

大川嶺

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梅雨の晴れ間に南予の調査。帰りに大川嶺に寄り道すると稜線はガスの中。アカモノやマイヅルソウがひっそりと咲いていました。6/19

雨上がり

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P6062208.JPG今日は梅雨の中休み。クズの葉っぱに残った雨粒が朝日に輝いています。

生まれたばかりのカマキリを見つけた。アブラムシなんかを探しているのかな。もっと小さい頃はアリが天敵だったけど、もうアリは怖くないだろう。この子が大人になる確率は低いかもしれないが懸命に生き延びてほしいなあ。P6122323.JPGのサムネイル画像

では野外調査に出かけましょう。目的地は遠く松野町。

コバノヒルムシロ

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P6152360.JPGのサムネイル画像四国中央市の溜め池でコバノヒルムシロを見た。

果実には長い花柱と見事な鶏冠(とさか)状の突起が出ている。

私自身は初めての確認となった。P6162368.JPGのサムネイル画像

エコグリ

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県エコハウスのエコグリーンクラブの定例活動日。

今日は梅雨特集。カタツムリやカエル(アカガエルの子ども)、イトトンボなどを観察。

板の隙間でうっかししていたヤモリも発見。

アジサイの装飾花をめくって「真の花」を探したり・・・

ヤマボウシ

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平地に植えられたヤマボウシは花が終わりかけだけど、山地ではヤマボウシがちょうど満開。

4枚の白い総苞が目を引くが、本当の花は真ん中。緑色の小花が球形に集まっている。

総苞  葉が変化したものでつぼみの時には花を包んで守り、開花すると花を引き立たせる。

 

合歓の木

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ネムノキがやっと咲き始めた。東南アジアなど暖地が本拠地の落葉樹だから花期はちょっと遅い。この花が満開の頃、夏が始まる。

葉は偶数羽状複葉という珍しい形態。夜には葉が眠ったように閉じて垂れる。

花は夜に咲いて翌朝までの一日花。赤くて長いのは多数の雄しべ、その中に1本の雌しべがあり、それらが筒状の1㎝ほどの花びらで包まれて1個の小花となる。小花が10数個集まって、見掛け上の一つの花となる。

6/13 石手川ダム

蛍袋

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蛍袋P6132341.JPG

野辺ではホタルブクロがちょうど満開の頃

暗くなる頃にはゲンジボタルも飛んでいます。

キキョウ科の多年草。捕まえたホタルを入れるのだろうか? 別名には、提灯花(提灯の古語は火垂る)、釣鐘草、風鈴草。英名はBell Flower  どれも、なるほどね。

6/13 石手川ダム

P6122310ヒメシャラ植栽.JPGP6122316.JPG

この頃、ヒメシャラ(花が小さい方)とナツツバキがひっそりと咲く。

どちらもツバキ科の落葉樹。

P6101852.JPGP6101850.JPG四国中央市富郷町寒川山にある山城八幡神社を訪れた。

境内に県指定天然記念物のスダジイの大木がある。「上長瀬のスダジイ」である。幹周約9m、樹齢は推定300年ほど。主幹は折れているが周囲に枝葉を伸ばして見る人を圧倒する。

富郷は北側の法皇山地と南の石鎚山脈に挟まれた谷あいの集落で、神社の下を流れる銅山川は吉野川となって紀伊水道に流れる。かつては異境の地であり、平家の落ち武者伝説も残っている。樹齢を300年とすると芽生えたのは江戸時代の中期である。

鳥居の内側に一対の鶏の狛犬があった。

亀ヶ池ビオトープ

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伊方町の亀ヶ池ビオトープの調査。

ここは温泉施設建設と同時に近隣の希少植物を移植保存するために作られた人工の湿地である。IMG_6967.JPG完成後には地元小学生などが多くの希少植物を移植した。

そして8年、過ぎた。希少種のシロネが大繁茂。ヨシは衰退気味。

しかしかつて中心部に拡がっていた水面が見えず、ハンゲショウもミズオオバコも消失したと思われる。

特定の高茎植物が繁茂して、小さな希少植物を被圧することは予想されたとはいえ、この状態となるまで放置していたことが悔やまれる。

来年度から抜本的な再生作業が必要。しかし人間にとって都合の良い湿地の状態を維持するためには除草などの管理を続けなければならない。これで自然の状態なのだろうか?

写真は現在と2006年の工事中

シラスモンスター

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伊方町のシラスパークに、シラスモンスターのガチャポンを見つけた。200円。中には乾燥したシラスと選別過程で除かれた異物(タコとかタツノオトシゴとかの子ども)が混じっている。P6092282.JPG

ついでに亀ヶ池温泉の食堂でシラス丼を食べた。釜揚げ下ばかりのシラスに出汁醤油をかけて食べる。美味。

指定解除

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松山市宮内(旧北条市内)に、年老いた県指定天然記念物のイブキの巨木がある。地元から強風で倒れると危険だから伐り倒してはどうかとの意見があって、県文化財課と現地に行った。

幹の下に茂る葉は隣接するムクノキであり、イブキは白骨となってなお立っている。

瀕死状態で延命の策もないが、良く見ると梢近くにはまだひと枝だけ葉をつけている。まだ生きているのだ。

文化財審議委員として指定解除を提案しなくてもいいことを願った。

SC6_1.JPG6月10日、第6回サイエンスカフェを開催しました。

今回はとべ動物園の飼育課長・兼教育係長の前田洋一さんに「とべZOOの仕事・動物たち」についてお話しいただきました。

まず、ご自身が飼育に携わってこられたチーターやアジアゾウなどの動物たちの生態をご紹介いただきました。

動物園ではおなじみの動物たちも、発達している感覚器官や子育てや繁殖などの行動は千差万別。姿カタチばかりにとらわれていましたが。。

成長や暮らしを見守るとなると、知識とともに一つひとつのコミュニケーションを重視されていることが伝わってきました。

近年、動物園の役割として、環境教育と種の保存が重視され、業務が多岐にわたっていることも知ることができました。

「動物園は人と生き物をつなぐ場所」と前田さんはお話しされましたが、いろんなレベルで接点を担っていただいています。

 

 

SC6_2.JPG

さらに!連れてきてくださったシマヘビ、ヒバカリ、ニホントカゲを持たせてもらいました。

まぶたがあってまばたきするのがトカゲなのだそうです。

ヘビがこんなにさわやか(すべすべ、さらさら)とは知りませんでした。

生き物にはそれぞれに精一杯完成された機能美があるんですねぇ!

マツバギク

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P6082231マツバギク140609来島.JPG

今治市来島の荒れ地に群生していた。近所の人が植えたのだろうがあちこちに増えている。

南アフリカ原産の園芸植物で、キク科でなくツルナ科の多肉植物。良く似たマツバボタンはスベリヒユ科で別種。

寒さには弱いが乾燥や暑さに強いから、県内の暖地で野生化しなければいいけど。

 

雨上がり

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P6062219.JPG今日は梅雨らしく雨が降ったりやんだり。昨日までは梅雨の中休みの好天で連日野外だったから、今日は一日、机仕事にします。

生垣のクモの巣に雨粒が残ってた。

シナサワグルミ

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シナサワグルミ P6062213.JPG石手川ダム湖畔のシナサワグルミの果実。カエデの果実に似て翼がある。

中国原産の落葉高木。葉は偶数羽状複葉という珍しい形態。

果実の写真は初めて。ついでに子ども向けの「木の実クラフト」の材料として数本を持ち帰った。

 

斜め45度

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P6062198.JPGのサムネイル画像

ときには自分の視点をななめ45度上側に置きなおして、相手を見直すことも必要。

すると言葉の背景に気付くことがある。

それは強がりや弱さや不安だったり、あるいは過去の複雑ないきさつだったり。

この部分が見えると、しだいに全体像がはっきりしてくる。

それを理解したうえでの言葉なら相手の心により深く届くだろう。

 

写真は雨上がりの石手川ダムの水面

 

ヒメジョオン

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姫紫苑 北米原産の外来種で明治維新前後に観賞用として持ち込まれた。

かつて在来植物を見なれた日本人は、白くて華奢な花に欧米の雰囲気を感じて珍重したのだろう。P6052189ヒメジョオン140605愛大.JPGP6052192ヒメジョオン140605愛大.JPGP6052195ヒメジョオン140605愛大.JPG

今では全国の空き地に繁茂する雑草である。

この花が人間の管理下でのみ生きていけるほどの、ひ弱さであれば、今でも花壇の片隅で栽培され、環境省「要注意外来生物」にも「日本の侵略的外来種ワースト100」にも指定されなかっただろう。ただ花言葉は「素朴で清楚」

花は、無数の黄色の小花と周りの白い花弁一枚をもつ小花の集合体である。これはキク科の特徴。キク科の学名はCompositae(or Asteraceae) コンポとは集合の意味。昔、アンプとスピーカーが分かれているステレオをコンポ(コンポーネントステレオ)と言ったけなあ。 6/5愛大構内

ザリ子脱皮

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P6052188.JPGもりみち事務所のザリ子

最近、水が汚れていないのに水面で横になったりしてたが

今朝、脱皮をしてた。触覚も脚も全部の殻が見事に残っている。

隠れ家を持ち上げて中を見ると、赤みを増したザリ子は爪を持ち上げて威嚇した。

一生で何度かの大イベントを無事に終えて、一段と大きくなった爪を自慢げに見せているよう。

 でも捕まえると体はまだ柔らかくてソフト・シェル・クラブの状態。

 

ドクダミ

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やはり初夏の始まりから梅雨時期は白い花の季節です。エゴノキ、ノイバラ、ウツギ、ホタルブクロ、ガマズミ類、そしてドクダミ。P6032183.JPGP6032187.JPG

ドクダミは悪臭ゆえ嫌がられる場合が多いが、東南アジアでは香草としても使われている。もっとも乾燥したり熱を加えると匂いが消えるので、ドクダミ茶や天ぷらとして利用される。

白い4弁に見えるのは総苞で花びらではない。総苞は葉っぱが変化したもので、蕾を包んで保護刷る役目。

花びらも萼(がく)もない。棒状の花序に淡黄色の小さな花が密生している。よく見ると黄色の雄しべの隙間に先が雌しべが隠れている。

カナビキソウ

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溜め池の堤体でときどき見かける。ビャクブ科の多年草。

ススキやネザサなどイネ科に半寄生するという。

花弁はなく筒状の萼(がく)が4~5t裂する。

これを食草とするのは シロヘリツチカメムシ だけど カナビキソウ自体が珍しいのでカメムシはさらに珍しいはず。

6/1 東温市の溜め池にて

ヌマエビの脱皮

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もりみち事務所のメダカ池に入れていたムマエビが脱皮した。

触覚も脚もすべて1本1本まで綺麗に抜け殻。

実に見事に抜け出したもの。はるか昔、外骨格をもつ進化を選択した無脊椎動物の特技に感心。

齧られた(・・?

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もりみち事務所に日曜日に不審者が侵入したらしい。

貰ったばかりの「おまんじゅう」が丸く齧られている。しかも包装フィルムはもっと小さな穴が空いている。

誰??

今夜はトラップを仕掛けてみる。

クサカゲロウ

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P6012155.JPG生きもんマスター夏号のシークレットのひとつは優曇華の花(クサカゲロウの卵)です。

写真はM氏から届いたけど、昨夜、なんとクサカゲロウ君が事務所に飛んできた。

で捕獲して今朝、撮影。

2014年7月

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